（第1期の受付は終了しました）▶４月17日（日）スタート◀メンバー募集！未来創造ユースチーム

気候変動を何とか止めたい！　
愛する地元のまちがどんどんさびれていく状況を逆転したい！
海の中を、プラスチックゴミではなく魚でいっぱいにしたい！
「貧困の連鎖」から脱出できる人々や子どもたちを増やしたい！
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それぞれの分野や地域で、持続可能で幸せな未来を創り出そうと行動しているユースのみなさん

私たちは、みなさんのお手伝いをしたい！　みなさんのサポートをすることで、地域を、日本を、世界を、地球を持続可能で幸せな場所にする一助となりたい！と思っています。

25年前から環境問題や地方創生に取り組んできた枝廣淳子が代表を務める株式会社未来創造部と有限会社イーズは、パタゴニア日本支社とともに「未来創造ユースチーム」を立ち上げ、環境問題や社会課題に取り組むユースを支援する取り組みを始めます。

第一に必要なのは、「変えたい！変化を創り出したい！」という熱い思いです。それぞれの分野や地域で活動し（または今後活動していきたいと考え）、このウェブサイトに来てくださったみなさんは、その「熱い思い」は十分にお持ちでしょう。望ましい未来を創り出すためには何が必要なのでしょうか？

私は、Global Warmingという概念に「地球温暖化」という定訳もなかった25年前から、望ましい変化を創り出したいと自分でもできるだけ活動し、また活動している方々とも連携していきました。その経験から、「熱い思い」は大事だけれど、それだけでは十分ではない、とも思っています。

「変えたい！」という熱い思いがあっても、それだけでは空回りしてしまいます。「熱い思い」に加えて、本当に変えたいもの・変えるべきものは何かを考え抜く力、望ましい変化のつくり方をデザインする力、まわりの人々や社会にじょうずに伝える力、意見や立場の違う人々の間に合意を創り出す力があれば、望ましい変化をつくり出せる可能性が大きくなる、と信じています。そして、分野や地域は違っても、持続可能で幸せな未来を創り出そうとしている仲間をつくり広げていくことも、活動を持続していくためにとても大事です。

未来創造ユースチームは、「ビジョンを描くスキル」「問題の構造を見抜くシステム思考」「望ましい変化への連鎖をデザインする変化の理論」「効果的なコミュニケーションスキル」「社会的合意形成の力」を、各自の活動で活用しながら学ぶ「ゼミ」と、ユース同士の「ネットワーキングの機会」を提供します。期間は6ヶ月です。

月1回のゼミは、熱海市内のリアル会場とオンラインのハイブリッド形式で開催します。

未来創造ユースチームのメンバーは、ゼミに参加するだけでなく、自身の関心や取り組みテーマにあわせて自主グループを形成し、ゼミでの学びを自らの活動に活用し、互いから学び、互いを支援します。規模は小さくても、実際に社会や地域を働きかけながら、変化を創り出す力を身につけるプロセスとなっています。また6ヶ月の参加期間後は、卒業生チームのメンバーとして活動を続けていくことができます。

さらに力をつけたい！　企業とも一緒に取り組みたい！という未来創造ユースチームメンバーは参加期間中、イーズ・未来創造部・関連会社であるチェンジ・エージェントのセミナーやワークショップなどにユース価格で参加（定員あり）ができます。また、イーズの主宰する異業種勉強会などに参加でき、企業の担当者とやりとりする機会も得られます。

このような未来創造ユースチームの第1期（2022年4月～9月）のメンバーの募集を開始します。29才以下で、現在活動中、または、近々活動開始予定のユースを100人ほど募集します。ゼミの受講料は無料ですが、事務管理費として1人6000円（税込）が必要です。※高校生以下の参加者は、レポート提出を条件に「足長おじさん・おばさん」が代わりに費用を払いますので、無料で参加いただけます。

我こそは！というユースの方、以下の開催概要をお読みの上、これまでの活動や参加への思いなどを添えて、ぜひご応募ください（簡単な審査があります）。一緒に学びあいながら、地域・日本・世界・地球のよりよい未来を一緒につくっていけることを楽しみにお待ちしています。

【第１期　開催概要】

期間：2022年4月～9月までの6カ月間

★参加者の要望等に応じて追加・変更もあります
★毎月第３日曜日を予定していますが、変更の可能性もあります
★当日参加できないメンバーは、レクチャー部分を事後に視聴することができます

4月17日（日）10時～12時：バックキャスティングでビジョンをつくる

5月15日（日）10時～12時：「システム思考」でつながりから構造を考える

6月19日（日）10時～12時：創り出したい変化の連鎖をデザインする（変化の理論）

7月17日（日）10時～12時：プロジェクトを進めるための効果的なコミュニケーション

8月21日（日）10時～12時：社会的合意形成の進め方

9月18日（日）10時～12時：振り返りと今後に向けて

参加方法：熱海会場（定員：通常24名、まん延防止中16名）とオンライン（Zoom）のハイブリッド形式

※熱海会場とは
株式会社未来創造部　2階セミナールーム
住所：静岡県熱海市渚町7-5　エムズ熱海ビル
地図：https://goo.gl/maps/8cFXdp78GdPpXeF79

※オンラインの接続は別途参加者の方にお知らせします　
　

メンター・コーディネータ・講師：枝廣淳子

大学院大学至善館教授、未来創造部代表、イーズ代表、
チェンジ・エージェント会⾧、幸せ経済社会研究所所⾧

『不都合な真実』（アル・ゴア氏著）の翻訳をはじめ、環境・エネルギー問題に関する活動を通じて、地球環境の現状や国内外の動きを発信。持続可能な未来に向けて新しい経済や社会のあり方や事例を研究。「伝えること」で変化を創り、「つながり」と「対話」でしなやかに強く、幸せな未来の共創をめざす。社会人向けMBAコースの大学院・至善館では、「システム思考と持続可能性への挑戦」の科目を担当し、ゼミでは「システム思考」や「変化の理論」に基づいたプロジェクト構想を指導。

現場担当メンター・コーディネータ：光村智弘

熱海マリンサービス取締役社長

会社創立30周年をきっかけに、未来創造部を共同設立。同社のビジョン「未来のこどもたちに　きれいで楽しい地球を残す」ために、河口でプラスチックゴミの流出をキャッチする「プラキャッチプロジェクト」、熱海伊豆山土石流災害の被災者支援プロジェクト、藻場の再生を進める「ブルーカーボンプロジェクト」など、現場に根づいた事業を展開中。

参加資格：開始月時点で満29才以下であること（下限の年齢制限はありません）