
5月3日(土祝)~5月5日(月祝)、熱海市渚町の親水公園イベント広場で「第12回春のあたみビール祭り」が開催されました。
今回会場では、今まで瓶・缶・燃えるゴミの3分別だったものを、初めての試みとして6分別(「生ごみ」・「缶・瓶」・「紙皿・紙コップ」・「割箸」・「プラスティック容器やビニール袋」・「ペットボトル」)のためのごみステーションが、4カ所設置されました。
分別は、「熱海のごみを考える会」(未来創造部副代表 光村智弘が会長を務める)が中心となり、来場者と共に飲食で出たごみを分別する取り組みを行いました。
今回のゴミ分別の目的は、熱海市ゼロカーボンシティ実現に向けた取り組みの一つである、「ごみの削減・再利用・リサイクルの推進」のため、今後、熱海市でゴミ分別が始まる前に試験的に、市民や観光客がゴミ分別をきちんとできるか行ったものです。
4カ所のゴミステーションのゴミ箱には、分別するゴミのイラストを貼り、誰でもわかりやすいように工夫しました。「熱海のごみを考える会」のメンバーなどがゴミステーションに立ち、分別の補助など行いました。
会場では、特に混乱することもなく、スムーズに分別ができていました。
紙コップ・紙皿を引き取ってくださったコアレックス信栄株式会社さまからは、「分別していただいているので、このままリサイクルできます。ありがとうございます」と、お引き取りの際にお言葉をいただきました。
今回分別されたごみの集計は、以下の通りとなります。
《分別ごみの集計》
- ペットボトル:53㎏
- 紙コップ・紙皿:69㎏
- 割箸・竹串・木:44.5kg
紙コップ・紙皿については、再資源化工場:コアレックス信栄株式会社さまに引き取っていただき、CO₂削減量:合計 約57㎏、トイレットペーパー換算(60m):合計 約402ロールとのご報告を頂きました。
※CO₂削減量およびトイレットペーパー換算量は、コアレックス信栄株式会社さま独自の算出基準によるものです。
左から、未来創造部副社長光村と熱海のごみを考える会のみなさま
斉藤熱海市長と松田環境審議会委員にもゴミの分別作業をお手伝いいただきました