株式会社未来創造部・未来創造ユースチームは、2025年10月4日(土)、地元・熱海へ、認定NPO法人キッズドアの「キッズドアファミリーメンバー」の子どもたちと保護者39名を招待しました。
子どもたちが自然や地域の魅力に触れ、たくさんの笑顔と発見に出会える1日を届けたい――そんな思いを込めて、私たちは準備を進めてきました。
「キッズドアファミリーメンバー」は、経済的に困難な世帯に対し、物資支援や情報支援、就労支援、体験活動支援を提供する、認定NPO法人キッズドアの継続的な支援プログラムです。私たちは昨年に続き、体験活動プログラムを提供させていただきました。
◆ 「まぐろを初めて見た!」

朝、東京都内からのバスが熱海に到着してさっそく熱海魚市場へ。熱海魚市場代表の宇田さんによる「宇田さんのおさかな教室」では、マグロの解体ショーを見学しました。どんどんマグロがさばかれていく様子に「わあ!」と歓声が上がり、子どもたちから宇田さんに魚についての質問が次々と出ていました。
お昼ごはんは、マグロの刺身丼と、弊社副社長・光村が炭火で焼いた魚です。香ばしい匂いが広がるなか、「この魚は何という魚?」「どうやって焼いているの?」と興味津々で聞いていました。
◆ 午後は天候に合わせて、楽しい工夫を
この日はあいにくの雨模様でしたが、ビーチで海に入るグループと、室内でゲームを楽しむグループに分かれて活動しました。ビーチ組の子どもたちは全員ライフジャケットを着用し、中には初めて海に来た子どもたちもいて大興奮。雨の中でも元気いっぱいに海を楽しんでいました。

一方、室内チームは「こおり鬼」などのゲームで盛り上がりました。途中ビーチ組も合流して、最後は手づくりのボールゲーム大会を開催しました。小学生から中学生、保護者まで一緒になって熱戦を繰り広げられ、会場は応援と笑い声に包まれました。
◆ 子どもたちの未来に、熱海の力を
帰りのバスに乗り込むときに、「楽しかった!」「魚が美味しかった!」といった声が次々と聞こえてきました。お菓子のプレゼントを手に、子どもたちは笑顔で東京へと帰っていきました。
私たちは、熱海の企業として、熱海の海や自然、地域の人々の力を次世代につなげていくことを大切にしています。今回のような体験を通じて、子どもたちが学びや感動を得ると同時に、地域もまた新しい活力を得る――そんな「双方向の豊かさ」を生み出していくことを目指しています。これからも、熱海の資源と人のつながりを活かしながら、持続可能な未来づくりに貢献していきます。





