熱海、未来のタネをみつけに

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7/4:熱海より、今後の支援に向けたお願い

昨日生じてしまった熱海・伊豆山での豪雨による土砂災害で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

熱海市内に住む私にとって、あの国道は時々ジョギングで走っている場所ですし、歩いても15分ほどの場所で起きた大きな被害に言葉を失っています。お世話になっている仲間のおうちも流されてしまいました(不幸中の幸いなことに、ご家族はご無事です)。

ふだんは観光客が楽しそうに歩いている町を、昨日は救急車や消防車がサイレンを鳴らして走り回り、昨日の夕方からは自衛隊の災害支援車や大型の重機用トレーラーなどが走っています。

現在、県内外の消防隊や自衛隊、海上保安部、静岡県警、警察庁、警視庁、日本レスキュー協会など1000名以上に上る応援体制で救助・復旧に向けた活動が行われています。

避難中の被災者の方々に、少しでも過ごしやすくいていただきたい、目下の支援だけでなく、その後の泥だしや復旧のお手伝い、さらには長期戦になりますが、地区の復興のためにも、少しでもお役に立てたらと、未来創造部でもいろいろな方々と相談しながら、体制作りを進めています。

また、「熱海」と聞いて、私を思い出して心配して下さった方々から、たくさんのメッセージをいただき、ありがたく思っています。「何かできることがあったら言って下さい」とみなさんが言って下さっていて、ありがたいです。これから「何かできること」がいろいろと出てくると思います。そのような情報をつなぐ場をまず立ち上げました。

 

1つは、熱海 未来創造部・伊豆山災害支援チームのFacebookグループページです。
https://www.facebook.com/groups/539592647069642

 

いま被災された方に必要なものなどご要望をヒヤリングしていただいていますので、届き次第、お伝えしてご協力を呼びかけ、できるだけきめ細やかな支援ができたらと考えています。ほかにも、災害対応の状況や、市のボランティアセンター開設のお知らせなどや寄付金の呼びかけなど、災害および支援に関する情報をアップしていきます。ので、ぜひ登録していただき、可能なご支援をいただけたらと思います。どうぞよろしくお願いします!

また、Facebookをやっていらっしゃらない方も多くいらっしゃるので、同じ情報を、このメールニュースのように、メールでお届けする場も立ち上げてもらいました。

 

ご関心を持っていただける方、シンプルなフォーマットですが、こちらからメールアドレスをご登録いただければと思います。
https://www.es-inc.jp/library/registform.html

(基本的に、同じ情報を流していきますので、両方に登録いただく必要はありません)

 

熱海は観光地で、ホテルや旅館が多くあることが特徴の1つです。現在400人弱の方が市内のホテルに避難されており、3食の食事も出ること、衣類についてもまとまったものがすでに届いているとのことなので、基本的な衣食住のサポートに関して、「すぐにこれが必要!」というものはないようです。

明日にはボランティアセンターも開設されると聞いています。そのような災害支援の現状のほか、具体的にどんな支援が必要かなどわかってきたら、随時、上記のFBグループやメールでお知らせしたいと思います。

それにしても、カナダでも49℃を超える猛暑に襲われたり、今回のような異常な量の雨が降ったり......気候変動が悪化する限り、このような状況や被害が増えてしまいます。一刻も早く、「脱炭素」をかけ声やスローガンから、実態にしていかなければ!

枝廣淳子