熱海の未来創造部では、2020年からブルーカーボンを含む「ブルーエコノミー・プロジェクト」を推進しています。「ブルーカーボン」は、海藻や海草など海洋生態系によって取り込まれ、海域で貯留された炭素のことで、陸上の森林(グリーンカーボン)と同じく、すでに排出されてしまった二酸化炭素を吸収・除去するものになります。この取り組みが世界で注目され、広がっています。
未来創造部では、熱海の海域で、漁業組合や行政の協力を得て、藻場の再生によるブルーカーボンの取り組みを推進しています。この活動は、気候変動対策、熱海の漁業支援、新たな観光資源づくり、海藻によるマイクロプラスチック除去の実験、収穫した海藻の炭化またはガスエネルギー化など、多岐に広がる分野横断的で壮大な地域経済循環の社会実験プロジェクトにつながっています。
昨年6月、第1弾として、行政、漁協を含む関係各所のご協力のもと、静岡県伊豆市土肥海水浴場で除去される予定になっていた海草「コアマモ」を採取し、熱海周辺海域の砂地に移植しました。今年も同じく、6月6日と7日に土肥海水浴場から熱海にコアマモの移植を行います。
この取り組みを多くの方と一緒に進め、広げていけたらと願っています。移植作業を取材いただける方は事務局までご連絡下さい。
主な作業スケジュール
6月6日(月) 沼津市土肥でコアマモを採取
6月7日(火) 熱海のビーチ脇でコアマモを移植
■6月6日(月)活動場所:土肥
- 10:00 土肥に集合
ダイバーがコアマモ(水深約2~3m)を採取。採取したコアマモを海上のボートに乗せ、砂浜の軽トラックまで運搬。軽トラックから駐車場の4tトラックに移動する - 12:00 作業終了予定
(ご参考:昨年の作業のようす)
■6月7日(火)活動場所:熱海
- 9:30 移植作業、活動全般について未来創造部(2階)にて簡単なブリーフィングを行います
- 10:00 採取してきたコアマモを作業艇で移植場所まで運搬。船上作業者がコアマモをポットに入れ移植準備。ダイバーが移植
- 12:00 作業終了予定
■注意事項
この移植作業はまだ2回目であるため、いろいろ試行錯誤をしながら進めます。作業内容は途中で変更する可能性がありますのでご了承ください。
■6日と7日の集合時間:場所
6日(月):10時に土肥海水浴場までお越しください。近くに駐車場があります。
http://kanko.city.izu.shizuoka.jp/form1.html?pid=2522
7日(火):9時30分に未来創造部のビル(2階)へお越しください。または、直接移植活動場所(熱海サンビーチのムーンテラス周辺)へおいでください。
株式会社未来創造部 2階セミナールーム
住所:静岡県熱海市渚町7-5 エムズ熱海ビル
地図:https://goo.gl/maps/8cFXdp78GdPpXeF79
※PDFはこちらをご覧ください
<お問い合わせ>
株式会社未来創造部
電話:0557-48-7898(営業時間 平日9時~17時)
Mail:info@mirai-sozo.work(上記営業時間外はメールでご連絡ください)
担当:高島、横山(携帯:090-6544-4242)