熱海、未来のタネをみつけに

Menu

「選ばれ続ける観光地・熱海」をめざしてー議員とのゼロカーボンシティ勉強会が開催されました

「選ばれ続ける観光地・熱海」をめざしてー議員とのゼロカーボンシティ勉強会が開催されました

3月28日(火)、未来創造部で、静岡県議会議員、熱海市議会議員など8名との、「他地域の脱炭素の動向と熱海市」と題し、ゼロカーボンシティ勉強会が開催されました。

枝廣から、国の脱炭素の取り組みのほか、熱海市のCO2排出の現状・必要な取り組みなどについてお話ししたあと、ざっくばらんに質疑応答と意見交換が行われました。

たとえば、港がある熱海市は、船舶の出入りに関する二酸化炭素についても対応を考える必要があるなど、熱海市ならではの特徴もあります。

また、熱海市のCO2排出量の5%は廃棄物から出ていますが、そのうちの約10分の1は伐採ゴミで、現在は年間約1200tがエコプラントで燃やされています。ここから発生する大量のCO2についても対応を考える必要があります。

さらに、エネルギーを再エネに転換していく必要があります。地域のポテンシャルを活かした、地中熱エネルギー活用などについても意見交換が行われました。

また、市民が主体的に取り組むためにはどんな意識形成が必要か、観光とゼロカーボンの取り組みは、といった観点についても意見を交換しました。

世界的には、「サステナブル・ツーリズム」時代だとも言われています。市民、事業者、行政、議会と一緒に、将来像を描きながら、ゼロカーボン化を進め、「選ばれ続ける観光地・熱海」にしていけたらと思います。

0328_2.JPG