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未来創造ユースチーム第3期がスタートしました! 第1回ゼミ ~バックキャスティングでビジョンをつくる~

未来創造ユースチーム第3期がスタートしました! 第1回ゼミ ~バックキャスティングでビジョンをつくる~

4月15日(土)に、未来創造ユースチーム第3期の第1回ゼミを開催しました。

第3期は小学生4名、中学生5名、高校生3名、社会人15名でスタート。全国各地ですでに活動していたり、これから具体的に始めてみたいという熱い想いをもったメンバーが集まっています。

最初に主催である株式会社未来創造部の取り組みや、大事にしているミッションやテーマについて、紹介しました。未来創造ユースチームも、ミッションの1つとして、「持続可能で幸せな未来をつくりたいと思い、変化を創り出せるスキルを持った次世代を育てていきたい、望ましい未来を一緒に目指していきたい」という想いのもと、2022年4月よりスタートしているものです。

さて、今回の第1回ゼミのテーマは、「バックキャスティングでビジョンをつくる」。

まず講師の枝廣から、「あなたの変えたい状況はどのようなものですか? その状況がどうなればよいのか?」という問いが出されました。3~4名のグループになって、それぞれが考える「変えたい状況」に意見を出し合います。

その後、ビジョンの役割やつくり方、個人・会社・国など、さまざまなバックキャスティングのビジョンの事例や効果についての説明を聞いたうえで、メンバーは各自のビジョンや創り出したい変化の状況についてさらに具体的に考えました。


第3期では新たな取り組みとして、ユースチームメンバーの「変えたい状況」をみんなで考えようという取り組みを始めます。今回は、あるメンバーの問題意識から、どうなっていけばよいのか、というビジョンを考えるプロセスを共有しました。今後、現状を目指す状況に変えていくために、社会や企業に対してどのように働きかけをすることが有効なのかについて、有志のメンバーが中心となって、サブゼミでより実践的に考えていきたいと思っています。


第2期に引き続き、毎回SDGsの17ゴールを一つずつ取り上げて学ぶSDGs講座では、

ゴール7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」を学びました。


具体的な事例として、岐阜県石徹白での小水力発電の取り組みや、下川町でのバイオマスエネルギーの取り組みについて紹介したところ、「初めて知った」「もっと日本国内での事例を知っていきたい」など、メンバーからとても高い関心が寄せられました。日本や世界には、他にもよい取り組みやおもしろい取り組みがたくさんあるので、ぜひ紹介していけたらと思います。


本日の「力をくれる言葉」は 福島正伸さんの言葉を紹介しました。

前向きな人は
前向きでいようと 努力をしている
明るい人は
明るくいようと 努力している
思いやりのある人は
思いやりを持とうと 努力している
努力すれば
なりたい自分になれる


最後に、一人一人今日の振り返り・感想を発表したので、一部紹介します。
「長期的なビジョンを仲間と共有し続けていく力も身につけていきたい」
「バックキャスティングのつくり方について、会社での仕事にも活かしていきたい」
「バックキャスティングの考え方を通じて、自分のやりたいことがより明確になった」
「同じ関心をもった人や同年代の人と話すことが多い為、年下の子や異なる分野に関心を持った人と一緒に意見交換することは学びが大きかった」
「他のメンバーの話を聞いて新たな発見があった」
「グループワークで話すのが楽しかった。ビジョンについて初めて知った」

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多様なメンバーが集まった第3期未来創造ユースチーム。
お互いに学び、切磋琢磨しあって、変化を創り出す力を身につけながら、望ましい未来を目指していきたいと思います。

過去の講座を事後視聴することも可能なので、5月の第2回ゼミや途中からのチーム参加も大歓迎です! 興味がある人はお気軽にご連絡ください。ぜひ一緒に学びましょう。