新しい炭づくりプログラム
新しい炭づくりプログラムでは、1回のプログラムで5名(うち3名がお子さま)に参加いただき、炭と自然や暮らしとのつながりについて学びました。
はじめに、炭づくりや、炭の歴史、これまでの炭の使われ方について学びました。炭はバーベキューなどで使われる身近な材料ですが、「作り方については初めて知った」という声も多く聞かれました。特に、炭づくりと燃焼の違いについて興味深く聞いてくださいました。
次に、地球温暖化の対策として使われる新しい炭の使い方や、未来創造部が取り組んでいる持続可能な炭づくりについて学んでいただきました。
その後、折り紙を使った炭づくりの実験を行いました。炭づくりの過程で出てくる煙や香り、炭になる前後での違いを楽しみながら体験していただきました。また、燃焼と炭づくりの違いも実際に実験することで、その違いに多くの驚きの声をいただきました。初めて肌で感じる炭づくりを通して、炭の可能性や奥深さについて知っていただく時間になったと思います。
ブルーカーボンプログラム
ブルーカーボンプログラムでは、1回のプログラムで5名(うち3名がお子さま)に参加いただき、海の秘められた力とその大切さについて深く考えました。
はじめに、ブルーカーボンの役割について学びました。グリーンカーボンとともに地球温暖化に対して重要な役割を持っているだけでなく、海の生物たちにとって重要な役割を持っていることを学びました。また、近年増えている"磯焼け"について、そのさまざまな要因について考えました。
次に、実際に海に出向いて、熱海の藻場について学びました。未来創造部が行っているコアマモ移植の現場の見学を行ったほか、水中ドローン(ROV)を使って海の中を実際に見ていただきました。初めて操作する水中ドローンでしたが、子どもたちはすぐにコツをつかんで思うがままに操り、「海藻が見える、魚が見える」と海の中を探索していました。短い時間でしたが、海の豊かさを直接感じることができる貴重な時間になったのではと思います。