熱海、未来のタネをみつけに

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夏休みプログラムで「未来のための一歩」を学びました。

夏休みプログラムで「未来のための一歩」を学びました。

みなさん、こんにちは。

まだまだ暑い日が続きますね。未来創造部の夏休みプログラムにご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。台風や大雨など悪天候も多かった今年の夏ですが、夏休みプログラムはここまで順調に進めることが出来ました。
8月25日には最後のブルーカーボンプログラムを予定しています。まだまだ参加者を募集しておりますので、どうぞご参加ください。

未来創造部 夏休みプログラムの特設ページはこちらから

今年の夏は、「海洋プラスチック」、「新しい炭づくり」、「ブルーカーボン」の3つのプログラムを行いました。それぞれのプログラムは、私たち未来創造部が大切にしている思いをもとに、楽しみながら学びを深められるように工夫しています。それでは、それぞれのプログラムについて、簡単にご報告していきます。

海洋プラスチックプログラム
海洋プラスチックプログラムでは、3回のプログラムで計8名(うち6名がお子さま)に参加いただき、プラスチックの現状と問題について考えました。はじめに、プラスチックの歴史やその役割について学びました。プラスチックは便利な材料ですが、プラスチックゴミが海に与える影響やその原因について学んでいただきました。

次に、熱海のビーチでビーチクリーン活動を行いました。「ビーチクリーンは初めて」という人も多かったですが、楽しみながら参加いただき、短い時間で集められたごみの多さに驚いていました。

最後に、マイクロプラスチックの実験を行いました。一見きれいに見えるビーチでも、小さな紙コップ1杯にいろいろなマイクロプラスチックが潜んでいました。自分で採取したマイクロプラスチックを使ってカードづくりを楽しんでいただきながらも、「自分たちの体の中にも簡単に入ってきそう」と身近な問題として感じていただけたと思います。

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新しい炭づくりプログラム
新しい炭づくりプログラムでは、1回のプログラムで5名(うち3名がお子さま)に参加いただき、炭と自然や暮らしとのつながりについて学びました。

はじめに、炭づくりや、炭の歴史、これまでの炭の使われ方について学びました。炭はバーベキューなどで使われる身近な材料ですが、「作り方については初めて知った」という声も多く聞かれました。特に、炭づくりと燃焼の違いについて興味深く聞いてくださいました。

次に、地球温暖化の対策として使われる新しい炭の使い方や、未来創造部が取り組んでいる持続可能な炭づくりについて学んでいただきました。

その後、折り紙を使った炭づくりの実験を行いました。炭づくりの過程で出てくる煙や香り、炭になる前後での違いを楽しみながら体験していただきました。また、燃焼と炭づくりの違いも実際に実験することで、その違いに多くの驚きの声をいただきました。初めて肌で感じる炭づくりを通して、炭の可能性や奥深さについて知っていただく時間になったと思います。

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ブルーカーボンプログラム

ブルーカーボンプログラムでは、1回のプログラムで5名(うち3名がお子さま)に参加いただき、海の秘められた力とその大切さについて深く考えました。

はじめに、ブルーカーボンの役割について学びました。グリーンカーボンとともに地球温暖化に対して重要な役割を持っているだけでなく、海の生物たちにとって重要な役割を持っていることを学びました。また、近年増えている"磯焼け"について、そのさまざまな要因について考えました。

次に、実際に海に出向いて、熱海の藻場について学びました。未来創造部が行っているコアマモ移植の現場の見学を行ったほか、水中ドローン(ROV)を使って海の中を実際に見ていただきました。初めて操作する水中ドローンでしたが、子どもたちはすぐにコツをつかんで思うがままに操り、「海藻が見える、魚が見える」と海の中を探索していました。短い時間でしたが、海の豊かさを直接感じることができる貴重な時間になったのではと思います。

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最後のプログラムは8月25日に行われます。ご興味を持っていただけた方はぜひご参加ください!

未来創造部 夏休みプログラムの特設ページはこちらから

私たち未来創造部では、夏休みプログラム以外にも様々な体験プログラムを実施しています。これらのプログラムを通じて、気候変動などの問題に対して新たな一歩を踏み出すきっかけになればと思います。