熱海、未来のタネをみつけに

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静岡県立熱海高等学校3年生の皆さんに海の環境問題についてお話する出張授業を実施しました。

静岡県立熱海高等学校3年生の皆さんに海の環境問題についてお話する出張授業を実施しました。

先月と今月頭に、計2日間お時間をいただき、熱海高校で、選択授業の一つの中で、海の環境問題をテーマに、
未来創造部のスタッフが出張授業を行ってきました。

1日目はブルーカーボンのお話と、未来創造部で最近取り組んでいる炭化事業についてもお話をしました。

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ブルーカーボンや炭化の取り組みについては、皆さん、初めてきいたという感想が多く、
この機会を通してお伝えすることができて良かったと感じました。
また講座後の感想や質疑応答では、私達も学びになることも多くあります。
面白いなと感じた感想としては、炭を美術部で絵を描く時に使いたい!という意見。
炭を使うと、どんな絵が描かれるのでしょうか。
炭の活用方法に関しては、未来創造部でも色々探しているところなので、興味深い意見でした。


2日目は、体験も交えた授業にしたいという先生のご希望もあり、
プラスチック汚染のお話をした上で、長浜海浜公園に行き、
ビーチクリーンと、マイクロプラスチックの実験を体験してもらいました。

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ビーチクリーンをしてみての感想はこんなにもゴミが集まるのか!という驚きの声。
また砂を小さな紙コップに入れて、水の入ったコップに入れてみるマイクロプラスチックの実験でも、、、

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ぱっと見では見えない、小さなゴミ達の多さにも驚きの声がでます。
自分で身体を動かし、目で見て体験することで、実感になるということがまさに学生の皆さんの中で起きていると感じた時間でした。

この2日間で色々とお話をして、一緒に海にも行って体験していただいたことで、
今回ご一緒した皆さんにとって少しでも海や自然環境について考えを深めるきっかけとなればと嬉しいです。
また、こういう時間を通して聞ける、皆さんの感想や質問からの学びもこれからに活かして、私達の活動も更に進めていければと改めて思った出張授業でした。